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緊急地震速報に、「ゴジラ」映画音楽が使われる可能性があった
解説
緊急地震速報の「チャラン チャラン」というチャイム音を作ったのは、東京大学名誉教授・伊福部達氏。制作依頼を受けた際、映画「ゴジラ」シリーズの楽曲を利用することを検討していたといいます。
普通なら「著作権上の問題があるから、やめておこう」と判断しそうなものですが、同氏には許諾を得られる見込みがあったとのこと。というのも、「ゴジラ」の映画音楽を手掛けた作曲家・伊福部昭氏(没年2006年)とは、叔父‐おいの関係にあたる親戚なのだそうです。
なお、実際に使用されたのは、昭氏による別の楽曲。「ゴジラ」楽曲は「緊急性を感じさせるが、不安や不快を感じさせない」という点で緊急地震警報に向いていたものの、有名過ぎるなどの理由から採用されませんでした。もしも「ゴジラ」がここまでの人気シリーズにならなかったら、どんなチャイム音ができていたんだろう……。
2017年1月17日10時25分 追記:記事初出時、伊福部昭氏の没年について誤った記述がされておりました。お詫びして訂正いたします。
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