1人で商品を見たいお客さんと、お客さんに話しかけたい店員さんの微妙な距離感……アパレル店でのあるあるな状況を描いた漫画に反響が集まっています。
漫画はTwitterユーザーのるん太さん(@runta1210)さんが、自身のある日の実体験を描いたもの。お店に入った瞬間に感じる店員さんの視線。「でも、すみませんひとりで見たい」と、店員さんに話しかけられない距離を保とうとするも、店員さんも絶妙な距離をキープ。「察して」と心で呼びかける……というもの。
アパレル店で多くの人が経験したことがあるこの漫画に「わかる」「自分もひとりで見たい」というお客さん側からの視点での意見、店員さん側からの「お客さんの気持ちはわかっているのですが、お店の決まりで声をかけることになっていて……」というリプライが集まっています。店員さん側からは「もし、声かけられたら、無言でニッコリしてくれたり、ゆっくり見せてくださいと言ってもらえれば、大抵の店員さんは退くと思います」「お話が好きなのでしゃべりたいという気持ちも強いです」という意見も。
るん太さん自身も「店員さんもお仕事で大変なのを理解しつつも、距離をとってしまって申し訳ないですね…オーラも眩しいですし緊張します!」とコメントしているように、「ただ見たい、買わないかもしれない」というときには、申し訳ないという気持ちも相まって、「声がけ」を避けたいという気持ちが働くのかもしれません。
店員さんの中にはお客さんがこのような気持ちにならないように、「お客さん側から声をかけやすい距離を保ちつつ、作業などをしている」と距離感を気を使っているという人もいて、お客さん側も店員さん側もいい距離感を保つために、お互いに葛藤しているようです。
お客さん側も声かけられたくないオーラを出すよりも、声をかけられたら、ニッコリ「ゆっくり見せてください」と言う。これができれば、微妙な距離感や心理戦にドキドキすることなく、お互いに心地よい関係に1歩進めるかもしれません。
(画像提供:るん太さん(@runta1210)さん)
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