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オランダのパルヴィインターナショナルが、量産車としては世界初とする空飛ぶクルマ「PAL-V Liberty」を発表。2018年3月にスイスで開催される「ジュネーブ国際モーターショー」で一般公開します。
PAL-Vは2004年に開発が始まった「ヘリコプターへの変形機構」を備えた陸空両用の乗り物です。2012年には試作機による初飛行に成功し、市販モデルの「PAL-V Liberty」を2017年2月に一部で受注を開始。今回のジュネーブモーターショーで初めて一般にも公開されます。
PAL-V Libertyは、前1輪、後2輪の三輪自動車スタイルとなる「地上走行モード」と、最高で3500メートルまで上昇可能というヘリコプタースタイルの「飛行モード」に切り替わります。10分以内に変形できるそうです。
走行モードは最大出力100馬力で、最高速度は時速160キロ。飛行モードでは最大200馬力を発生し、時速180キロで飛行できます。車両は2人乗り。運転は各国の自動車とヘリコプターそれぞれの免許が必要です。価格は39万9000ドル(約4240万円)からです。
お高いはお高いのですが、イタリアのスーパーカーほどか……。意外と……お安いかも?
The World’s First Flying Car Production Model Comes to Life(PAL-V)
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迫力ありそう。