人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」の公式Twitterアカウントが突然凍結された件について22日、ゲームの運営は「アイコンの画像を自身が描いたものだという偽名等の第三者からTwitter社に連続の虚偽通告があり、同社よりDMCA著作権侵害ということで、同アカウントを本日運用できない状態になりました」と発表しました。
DMCA(デジタルミレニアム著作権法)とはデジタルデータの不正コピーを防ぐことを目的とした著作権保護法のこと。本来は著作権者が権利を侵害された場合に、侵害サイトやアカウントを停止させるために手続きを行うものです。
今回の場合、「艦これ」公式Twitterのアイコン画像の著作権は、紛れもなく「艦これ」の運営側に帰属するものでしたが、何者かが「自分が描いたものである」と虚偽の通告を提出。同様の提出が複数あったことで、Twitterが通告を機械的に受理し、アカウントを一時凍結に追いやったものと思われます。
DMCAの申告履歴が確認できるサイト「Lumen」で照会をしてみると、確かに「艦これ」公式Twitterを相手取った通告が5件確認でき、その内いくつかは法律事務所の名かたったものでした。
同件に対し、「艦これ」運営はDMMやKADOKAWAと協力しつつ、必要な対応にあたっていると発表。また現在開催中のゲーム内イベント情報に関しては、DMM GAMESコミュニティ内の「運営鎮守府からのお知らせ」で発信していくとのこと。
なお、ファンの間では公式Twitterの「エセックス級」(※)という発言が性的な意味合いに受け取られ、Twitterに凍結されたのではないかという声もささやかれていましたが、同作プロデューサーの一人・岡宮道生さんが「『エセックス級が原因?』→違います」「『性的画像に判断された?』→違います」とTwitter上で否定しています。
(※空母の種類をあらわす語)
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