峠を舞台に最速を目指す若者たちのドラマを描いた人気漫画のパロディ作品「電車でD」で描かれた複線ドリフトを、レゴを使って再現した猛者が現れました。
画面奥から走ってきた西武2000系電車が分岐ポイントに差し掛かると、前輪が複線へ移動。線を跨ぎながら滑らかに走行する様子はまさにあの複線ドリフト! ドリフト状態から通常状態への移行もスムーズ。いつまでも見ていたくなります。
この「電車でD」ネタの再現は、鉄道好きのレゴビルダーたちが集まり、2018年2月20日に催されたオフ会で撮影されたもの。動画を公開したクロック(@crocklego)さんのほか、主催者でベースとなったレゴ・ジオラマ担当のきた(@legokita)さん、ドリフトの起点となる分岐ポイント(転轍機)と線路担当のキベルネ(@kyberne)さん、ドリフトに使われた西武2000系電車を作りあげた車輌担当のうしがえる(@lego_ushigaeru)さん、建築物担当のCTさん(@ct_lego)さん、5人のビルダーによる合作となっています。
Twitterで公開された動画は235万回以上(2018年2月26日時点)も再生され、RT数は7万回を突破。海外ユーザーからのコメントも見られ、国内外で話題になりました。
ちなみに作品の元ネタである「電車でD」は、きよ○さんが主宰する同人サークル「○急電鉄」による人気シリーズ。ある漫画のパロディ作品となっており、「電車が線路上でドリフトする」という描写のインパクトは絶大で、ネット上でもしばしば話題になるため「読んだことはないけど知っている」という人も多いはず。サークル公式サイトで作品の通販が行われているので、この機会に興味がある人はチェックしてみては。
画像提供:クロック(@crocklego)さん
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これが自作PCというやつか。