日本各地の「鉄道」で働く女性をテーマにした萌えキャラ『鉄道むすめ』たちの人気投票「第1回鉄道むすめトーナメント」が開催。2月27日、ついに人気No.1が決まりました。
第1回鉄道むすめトーナメントは2017年11月9日から、ブロック別にTwitterの投票機能を使ってファンに推しキャラを選んでもらう方法で展開。3カ月以上におよぶ激闘の末、三陸鉄道(岩手県)の運転士をイメージした「久慈ありす」(関連記事)が王者に輝きました。
予選敗退、敗者復活、そして…… 久慈ありす栄光のキセキ
最初は上位1人が勝ち抜けとなるブロック戦(1ブロック4人)が行われます。久慈ありすはVブロックに配置されていました。
Vブロックには久慈ありすのほかに、西日本鉄道の「朝倉ちはや」、西武鉄道TOMONYスタッフの「神井みしゃ」、そして今回のトーナメントで最大のライバルとなった泉北高速鉄道の「和泉こうみ」の姿がありました。
ブロック選は、久慈ありすと和泉こうみがそれぞれ得票率42%で、なんと同率首位という結果に。白黒付けるべく2人だけの延長戦も行われましたが、ここでも得票率50%ずつでまさかの同率。1回目は2525票、延長戦は2545票と、総票数に大きな変化はないのにどういうことなの。
そして異例の再延長戦。ここでついに、和泉こうみが得票率51%を得て勝利を収めました。本当にごくわずかの差でした。
敗北してしまった久慈ありす。しかし、彼女の戦いはまだ終わっていませんでした。ここから少年漫画の主人公のようなドラマチックな展開が始まります。
投票数と得票率の高さから、久慈ありすは敗者復活戦の参戦権を得ます。ここで見事勝利を収め、ライバル 和泉こうみが歩みを進めたトーナメント本戦へ復帰することに。このとき既に、両者の間では“決勝で再戦を”という思いが生まれていた様子です。
復活枠に滑り込んだ久慈ありすは、2010年の人気投票(関連記事)で2位に選ばれた京阪電車の「石山ともか」(関連記事)を打ち破り、ライバルの和泉こうみも同じく人気投票で1位だった東武鉄道「鬼怒川みやび」(関連記事)を撃破します。
まるで少年漫画のようなドラマチックな激闘をマジで繰り広げた結果……
今となっては多くの姉妹が誕生している鉄道むすめの初期メンバー「久慈ありす」と、その後輩に当たる「和泉こうみ」。準々決勝、準決勝を突破し、ついに2人は決勝までコマを進めます。予選で繰り広げた激闘が頭をよぎる中、2018年2月25日、戦いの火蓋は切られたのです。
2月25日から2日間の投票数は5086票。決勝戦も予想通りの大接戦でした。結果は和泉こうみが49%、久慈ありすが51%。予選での戦いを思い起こす一進一退の攻防を繰り広げた末、敗者復活戦からはい上がってきた久慈ありすが大逆転で栄冠を勝ち取ったのでした!!
……まるで少年漫画のようなドラマチックな激闘をマジで繰り広げ、勝利を収めた久慈ありす。……ううう(涙)。この劇的な戦いに、縁の地である岩手県の達増拓也県知事や、同県出身の声優 桑島法子さんなどの著名人もTwitter上で反応。この戦いは、鉄道むすめファンだけでなく、多くの人々に見守られていたのでした。
フィギュアシリーズのほか、ドラマCD、キャラソン、書籍など、これまでも意欲的に展開されている「鉄道むすめ」。今回の激闘を超えた先に何が待っているのか。彼女たちのこれからの活動に注目です。
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