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サッポロビールが、2019年度新卒採用のエントリーシート選考にAI(Artificial Intelligence:人工知能)を活用すると発表しました。膨大な時間を要する新卒の採用活動を効率化し、これまでの方法よりコミュニケーションを重視した採用活動を目指すとのこと。
同社では、2017年に試験的にAIを使った採用活動を実施。その結果、人事担当者がエントリーシートの選考に掛ける時間を、これまでの約40%削減できました。そこで2018年から本格的に導入し、削減した時間をセミナーなどの応募者と直接コミュニケーションできる場を増やすことに充てる考えです。また、これによってエントリーシートの応募期間を延ばすことも可能になりました。
AIには過去のデータを学習させ、応募者のエントリーシートを読み込ませます。合格基準を満たす評価となった応募者を選考通過とし、それ以外のエントリーシートはこれまで通り人事担当者が全て内容を確認して、最終的な合否の判断を行うとのこと。AIの客観的かつ一貫性のある判断基準を活用することで、より適正な選考を行っていくとしています。
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