「こんなことある？」とつぶやきたくなる実体験漫画「奇跡」が「何回見ても笑ってしまう」と話題

まさかの偶然が連鎖してしまう悲劇。

[Kikka，ねとらぼ]

　友達だと思って手を振ったら全然知らない人だった――という悲しい体験をギャグ風にまとめた漫画が「何回見ても笑ってしまう」「久しぶりに漫画で吹いてしまいました」と話題になっています。これは思わず「こんなことある？」ってつぶやきますわ……。

　お友達の家で開かれる女子会に参加すべく、ママチャリを漕いでいるのは漫画の作者、いかゴリラ（@ika_redhot）さん。しかしあまり地理に自信がないということで、「（このへんなんだけどな〜）」と不安げです。するとそこに現れたのは紫色の軽ワゴン。特徴的なカラーリングから待ち合わせている友達の「Yちゃんの車だ!!」と判断したいかゴリラさんは、満面の笑みで手を“ブンブン”振ります。しかし目線の先にいたのは、「全然知らん人」……！　メガネ姿でそこそこの年を重ねているおばさまでした。

　突然のことにおばさまもビクッとしていますが、これにはいかゴリラさんも「や……やばい……人違いした……」と冷や汗。「同じ車でこのへん走ってるからてっきりYちゃんかと……」と言い訳しつつ、「全然知らんチャリの人から満面の笑みで手振られたら怖いわな」「めちゃくちゃ顔ひきつってたし……」と反省します。

　それから10分後、なんとか友人宅にたどり着いたいかゴリラさんは楽しい女子会できゃっきゃ。そんな楽しい時間はあっという間に過ぎ、例の“紫色の軽ワゴン”に乗る友人、Yちゃんとともに友人宅を後にします。

　「私 緑道通るからこっちなんだ」と告げると、「じゃあもしかしたら大通りの信号で行きあうかもね」とYちゃん。そして二人は別れ、「は〜〜〜〜……楽しかった……」と上機嫌で自転車をこぎつつ、「（やっぱりたまには大笑いするって大事だよね）」なんて思いながら進んでいると、信号でYちゃんの車を発見。「（やっぱり信号で行きあったね！）」とテンション高めに「（おーい!!　楽しかったね――!!）」と手を振ります。しかし、視線の先にいるのはまたもや先ほどと同じおばさまなのでした……。

　おばさまからすると1日に2回も見ず知らずの他人から手を振られるという恐怖体験でしかないこの漫画は、投稿から3日で8万7000件以上の“いいね”を獲得。「大爆笑です…」といったコメントの他にも、「自転車乗ってる姿がいちばんツボりましたwwww」「女子会でコマネチをしている時点で吹きました!!（笑）」など、ギャグセンスを称賛する声も多数見られました。

　反響を呼んでいることについていかゴリラさんは「あの日ベッドにうつ伏せになってジタバタしたのが報われた気がします、ありがとうございました」とお礼を言いつつ、「運転手の方には依然気持ち悪さだけが残っている形だと思います…あの時はすみませんでした……」とコメントしています。

漫画提供：いかゴリラ（@ika_redhot）さん

（Kikka）