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間違いメールがきっかけで、病気の子どもを助けるために多額の寄付が集まる――こんなちょっと変わった、心温まる出来事が米国で起きました。
事の発端は、ある女性のTwitter投稿。試着したドレスについて意見を聞こうとして、間違った電話番号に写真付きメールを送ってしまったという友人の失敗談を、メールのスクリーンショットを添えてつづったものでした。相手は送り先間違いであることを指摘しつつも、「妻が今不在なので彼女の意見は分からないけど、うちの子たちも私もよく似合ってると思います。これに決めるべきです」というメッセージとともに、子どもたちがサムズアップしている写真を送りました。ほほえましい返事の内容に、ツイートには数日で60万を超える「いいね」を集めることに。
その後、間違いメールを受け取ったTonyさんからこの女性に「うちの子を有名にしてくれてありがとう」とリプライが届きます。トニーさんは、白血病の息子Kaizlerくん(病院にいるため写真には写っていない)を支援するためのFacebookページでツイートのことを教えてもらった、といきさつも明かしていました。
これをきっかけに、Kaizlerくんのための支援を募る寄付募集サービスGoFuneMeのページには多額の寄付が寄せられ、現在では1万ドル(約100万円)近く集まっています。寄付ページは2015年に設けられたもので、TonyさんがBoredPandaに語ったところによると、ツイートが話題になる前の寄付額はおよそ3000ドルだったそうです。Tonyさんは「言葉が出ない」とFacebookページに感激をつづっています。
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