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コインチェックは3月12日、不正送金により流出していた仮想通貨「NEM」について、同日中に補償を行うと発表しました。
発表によると、補償は12日中予定で、対象ユーザーのCoincheckアカウントに補償金額(日本円)を反映する形で行われるとのこと。補償金額は、流出時点でのNEM保有数×88.549円。なお、補償自体は本人確認が完了していないユーザーも対象ですが、日本円で出金するためには別途本人確認が必要となります。
その他、課税については現在国税当局に相談を開始した段階で、取り扱いが分かり次第アナウンスするとのこと。なお今回補償として支払われる金銭については、平成30年(2018年)に発生した事実に基づいて支払われるため、課税対象となるか否かにかかわらず、平成29年分の確定申告に影響はないとしています。
【20時37分 追記】記事初出時、NEMのレートを誤って記載していました。正しくは「NEM保有数×88.549円」です。お詫びして訂正いたします。
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