AbemaTVで放送されている大相撲中継の編集が、相撲ファンたちに衝撃を与えています。NHKの粛々とした中継とは対をなす強烈な編集に、従来の相撲感が覆される!
AbemaTVでは2018年1月14日から、大相撲の生放送を開始しました。このなかで、幕内の取組は各力士の紹介映像が壮大なBGMとともに挟まれるのですが、その内容が格ゲーの攻略本のようなステータスグラフや、池上彰さんの選挙特番の政治家紹介文のようなあさっての方向にキレの良い紹介文となっています。
例えば、千代大龍関なら「原液7割 水3割のカルピスを愛飲していたことがある。その当時は自分がCMに抜てきされると思っていた」、嘉風関なら「妻にプロポーズの言葉をなかなか言えず観覧車を3回も巡ってやっと切り出した」といった具合。
ステータスグラフでは、「力」「体力」「技」「速」の4つ+各力士独自のステータス1つがレーダーチャートで示され、その合計から「総合値」(最高ランクS)なるものも示されています。また、「得意技」という欄もあるのですが、「百裂張り手」(阿炎関)「爆風かち上げ」(高安関)など謎の必殺技が記されています。格ゲーかな。
また、実況と解説のほかゲストを放送席に呼んでおり、3月14日の放送ではタレント・グラビアアイドルの稲村亜美さんが招かれていました。
これらあらゆる面でNHKによる従来の中継から懸け離れた“民放感”ある編集に、ネット上では「どっからの情報だよ」「妻よく待ったな」「なんじゃこのアピールw」といった声が寄せられています。今まで相撲にあまり興味が持てなかった人も、これなら楽しめるかもしれません。
(C)AbemaTV
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