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「えっこれ3次元?」「何この臨場感!」 漫画「頭文字D」の世界を“まさに完全再現”、発想も技術もスゴすぎる

いやどう見ても、2次元ですってー。

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 「えっ? これ3次元なの?」。漫画の1コマにしか見えないプラモデルの写真がTwitterに投稿され、「プラモには見えない!」「なんだこの臨場感は!」「カッケエエエェ」と話題になっています。

ハチロクとFDがドリフトする絵 これがプラモデルだと!?(画像提供:SHINGAさん)

 作品は漫画「頭文字(イニシャル)D」をプラモデルで再現したもの。描かれているのは、主人公の藤原拓海が操る“ハチロク(AE86型スプリンタートレノ)”とライバルの高橋啓介が操る黄色い“FD(FD3S型RX-7)”が峠のカーブをドリフトでせめぎ合うシーン。

 漫画の1コマのように見えます。パッと見は2次元の絵ですよね。しかし違います。2台のクルマは立体的なプラモデル。それを手書きした背景の上に載せて撮影した3次元のものなのです。

引きで撮った写真 プラモデルだと?

1枚目に似た構図 どう見てもイラストだ

斜め横から撮った写真 んんんんんん???

 ここまで見ても、すごすぎて理解が追いつかない人に向けて、3次元のプラモデルだと分かりやすいように、横から撮った写真もUPされました。

真横から撮ったハチロク プラモデルですよ

真横から撮ったFD 立体に見えましたかー?

 このスゲー作品を制作したのはSHINGA(@matin19761)さん。車体はフジミ模型24分の1スケールの「頭文字Dシリーズ」を使いました。

プラモデルの箱 フジミ製モデルを使って制作

 ここから、漫画風のペイントをしていきます。色が重なるごとに、原画のようなタッチが浮かび上がってきます。モデラーは「いかに実物に似せるか、錯覚させるか」が腕の見せ所でありますが、ここを実車ではなく、“原画”に似せたというわけです。はぁぁ……ため息しか出ません。

プラモデルの箱 【FD3Sの制作工程】ボディーに黄色を塗装

プラモデルの箱 【FD3Sの制作工程】ボンネットやバンパーを塗装

プラモデルの箱 【FD3Sの制作工程】フロントガラスも漫画風に

プラモデルの箱 【FD3Sの制作工程】だいぶ漫画っぽくなりました

プラモデルの箱 【FD3Sの制作工程】塗料を乾かします。……もう遠目では2次元っぽい

 うわわー。やっぱりどの角度から見てもイラストに見えてしまいます。

右上前方からの写真 2次元に見えますが、3次元です

右上からの写真 いやどう見ても、2次元だわー

後ろからの写真 後ろ姿も2次元だわー

FDの写真 ぜったい2次元ですってー

 アイデアも技術もすごすぎ……。

画像提供:SHINGA(@matin19761)さん

高橋ホイコ

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