“推し”(趣味嗜好)が合う仲間が見つかるのはうれしいもので、それが友人ならなおさらのこと。そんな喜びが生まれたLINE会話が、なぜかTwitterで笑いを呼んでいます。途中まで大盛り上がりなのにねえ。
「[朗報]新たに推しができました」と、友人から興奮気味のメッセージを受け取った権兵衛(@Gonbe_G)さん。推しキャラが誰なのか当ててみろと言われ困惑させられます。しかし「左目に包帯」というヒントにピンと来るものがあり、「分かる! 私と一緒だ!」と自身もヒートアップします。
「(推しの登場する作品は)あれだろ? ○ンタマだろ?」と指摘すると、友人は「悪意ある伏せ字やめろ」と笑いながらも返答は「正解」と、2人とも推しが同じであると認識。「敵だけど味方でもあるのがいい」「壮絶な過去もおいしい」「和服や鎖骨がエロい」と共感して会話は弾み、「お前と友だちで良かった」と、固い握手(イメージ)を交わします。包帯で和服で敵でも味方でもある「○ンタマ」のキャラといえば、もうアレしかないですよね。そう、アレ。
感極まった2人は、お気に入りの推し画像を互いに見せ合います。ところが、友人が送ってきたのは「ぎんたま(銀魂)」の「高杉晋助」、権兵衛さんが出したのは、「にんたま(忍たま乱太郎)」の「雑渡昆奈門(ざっとこんなもん)」と、まさかのすれ違い。作品自体は全然違いますが、どっちも「○ンタマ」だし、キャラの特徴はだいたい合ってるしで、勘違いするのも無理はない。でもそのせいで、あれほど盛り上がっていた会話は「誰だよ」「誰だよ」と、真っ逆さまにトーンダウンしてしまうのでした。
「互いに相手の推し作品を知らないってのがまたミソですよね。全て○ンタマ(と略したの)が悪い」と、権兵衛さん。ツイートは「声出して笑った」と反響を呼び、絶妙なすれ違いぶりが「リアルアンジャッシュ」と言われるなど、リプライが大いに盛り上がっています。
(沓澤真二)
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