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ハンドスピナーの部品を子どもが誤飲する事故 国民生活センターが注意喚起

子どもが部品を誤飲した事故が報告されています。

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 国民生活センターは、ハンドスピナーの部品を子どもが誤飲する事故に気をつけるよう注意喚起しています。

ハンドスピナー 事故
ハンドスピナー

 ハンドスピナーの部品による誤飲事故は、2017年8月に2件、医療機関ネットワークに報告されています。うち1つの事例では、1歳3カ月の男児がハンドスピナーの金属製の部品3つを誤飲し、翌日排便によって排出されたとのこと。

ハンドスピナー 事故
事故が起きたのと同型品

 同センターでは、ネット通信販売の大手で検索上位に表示されたハンドスピナーを参考に90銘柄を調査。うち31銘柄は、商品パッケージや購入サイトに、日本語による対象年齢等の注意表示がなく、45銘柄は、商品パッケージや購入サイトに誤飲や窒息に関する日本語の注意表示がなかったとしています。

 また複数購入できた82銘柄について138センチの高さから落下させたところ、部品が脱落または破断するものが16銘柄あり、部品は全て乳幼児が誤飲や窒息するおそれがある大きさだったと述べています。

ハンドスピナー 事故
ハンドスピナーの構造

 同センターは消費者に「誤飲や窒息のおそれがあるので、乳幼児には絶対に触らせないようにしましょう」「遊ぶ前に部品の突出やゆるみがないかをチェックしましょう」「万が一誤飲した場合には、医師の診断を受けましょう」とアドバイスしています。

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