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他のサイトのコンテンツを許諾なく使用していた問題で、大手ゲーム攻略サイトのGameWithが謝罪文を掲載しました。サイト上では、問題の経緯も報告されています。
攻略サイト「ヘイグ」を運営する菱沼氏がTwitter上で“「北斗が如く」の攻略情報がパクられている”と声をあげたことをきっかけに、GameWithに批判が集中していたもの。この問題により、GameWithは株価の下落も報じられ、転用されていた情報を修正し菱沼さんに謝罪も行っていました(関連記事)。
発表によると、社内調査によって「エデンのマップ」「能力解放」「賞金首ハンター」「サイドミッション一覧」の4項目で画像、データ転用などの事実が確認できたとしています。なお、GameWithの「北斗が如く 攻略メディア」は、検収等を担当するディレクター2人、記事作成等を担当するライター5人(うち2人は他のチームと兼務)、デザイナー1人の体制で作業を行っていたそうです。
発表では、ディレクターがライター・デザイナーに作業を依頼する際に、ヘイグを参考情報とさせていたことなども報告されています。
GameWithは再発防止策として社内ガイドラインと業務マニュアルを見直し、コンテンツ作成に関わる全てのスタッフにより一層の注意を払うよう通達するとしています。
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