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愛用の高級キーボード「HHKB」をウェディングケーキに! メーカーも「Happy Hacking Wedding」と祝福

新婦やゲストは引いていたそうですが、とにかくめでたい。

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 ある結婚式で供されたウェディングケーキがユニークです。打ちやすい高級キーボードとして知られる、PFUの「HHKB(Happy Hacking Keyboard)」をかたどった、愛好家にはたまらない逸品。


 結婚式を3月24日に挙げたという、投稿主のジュン(@jun3010me)さん。ガジェット好きが高じて、大学時代から愛用してきたキーボード「HHKB Pro2」(無刻印白)をケーキのモチーフにしてしまいました。


ケーキ モチーフが無刻印モデルなので、職人さんも助かったかも(画像提供:ジュンさん)

 挙式までの経緯はジュンさんのブログ「早乙女珈琲店」にもつづられています。ブログによると、当初2人はそれぞれ好きなキャラクターなどをウェディングケーキに置こうと考えていたそうです。そこで、ジュンさんが大好きなHHKBを乗せたいと希望したところ、婚約者が快諾。彼女は自分の案が思いつかず、「ケーキの上をごちゃごちゃさせたくない」思いもあったため、キーボードのみ乗せることになりました。

 式場側もこのアイデアをすんなり受け入れてくれたため、実際にHHKBケーキが作られることに。費用はケーキ本体が4万円、日付と名前の入ったチョコプレートが2000円、キーボード部分は約2万円と、総計約7万円でした。ちなみに、HHKBと全く同じ立体として作った場合にかかる金額を確認したところ、ケーキ込みで14万円ほどになると言われたそうです。それだとさすがに高額すぎたため、大きなチョコをキーボード風に仕上げる案に落ち着きました。

 打ち合わせ後は一切サンプルなども見なかったため、結婚式当日は新郎新婦にとってもサプライズなケーキとの対面に。ファーストバイトのあと、ジュンさんは幸せとHHKBをしっかりとかみしめました。


HHKB HHKBチョコにかぶりつくジュンさん(本人のブログより)

 新婦やゲストはドン引きだったそうですが、ケーキを披露したツイートにはHHKBファンから温かい言葉が。メーカーのPFU公式Twitterアカウントからも「Happy Hacking Wedding」と祝福のリプライが寄せられています。


(沓澤真二)


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