近年、自動掃除機能を搭載したエアコンが一般的になっており、エアコンの掃除を全くしていない方も多いのではないでしょうか。
しかし、多くの機種において自動で掃除できるのはフィルターだけで、集めたホコリはエアコン内にためる仕組みになっていることも。また、掃除機能があっても、エアコン内部にカビが発生しやすいことは変わらず、1〜2年に1回程度は、クリーニング業者によるエアコン内部の掃除が必要です。
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エアコンにホコリがたまるとどうなるの?
エアコン内にホコリがたまると、以下の2つの問題が起こります。
エアコン内部のカビの原因に
フィルターを通過した小さなホコリがエアコン内部に蓄積し水分とくっつくと、ファンにこびりついたり、カビの原因になったりします。
例えば、送風口からエアコン内部をのぞくと、たまった汚れが見える場合があります。そのままの状態で使い続けると、汚れを少しずつ空気中にまきちらすことになってしまいます。
エアコンの稼働率低下
フィルターにホコリがたまっているとエアコンが温風や冷風を吐き出す際、通常以上の力が必要になり、稼働効率が下がります。
これは電気代の上昇にもつながるため、「最近、エアコンの効きが悪い」と感じるようだったら、エアコンクリーニングをすることをおすすめします。
エアコンクリーニングにおすすめの時期
エアコンクリーニングをやるなら、4〜5月がおすすめ。この時期は閑散期にあたり、希望の日程で予約しやすいほか、値下げしている業者もいます。
続く6〜8月は、エアコンクリーニングの需要が最も高まる時期なので、避けるのがベター。人気の業者だと1カ月以上先まで予約が取れないこともあります。また、クリーニングを行う数時間のあいだ、どんなに暑くてもエアコンが使えない点もつらいところ。
9〜10月になり暑さが和らぐと繁忙期も落ち着くので、それまで待つのも良いかもしれません。
ただし、「エアコンを使ってみたらカビ臭かった」などの場合は、どんな時期であってもすぐにエアコンクリーニングを依頼しましょう。部屋中にカビをまきちらしてしまい、健康に悪影響が出ることもあります。
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