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「PUBG」開発元が「荒野行動」など競合タイトル2作品を提訴 配信・開発の停止を求めて

両作品によって「回復不能な被害を受けた」と主張。

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 バトルロイヤルゲーム「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)」を提供するPUBG.Corpが4月2日までに、類似作品2タイトルの配信・開発停止を求める訴訟を、カリフォルニア連邦裁判所に提起していたことが報じられています。対象のタイトルは「荒野行動」「Rules of Survival」の2作品で、いずれも中国NetEaseが配信していたもの。著作権関連ニュースサイト「TorrentFreak」では、155ページにわたる訴状の内容も公開されています。



 「PUBG」は現在ブームとなっている「バトルロイヤルゲーム」と呼ばれるジャンルの先駆者的作品。「100人で一斉に1つの島に降り立ち、最後の1人になるまでバトルロイヤルを繰り広げる」というルールが特徴で、2017年3月にSteamでアーリーアクセス版がリリースされると、またたく間に人気が拡大。たちまち同じようなルールのゲームが次々とリリースされました。

 「荒野行動」「Rules of Survival」も基本的なルールは「PUBG」とほぼ同じで、特に「荒野行動」はグラフィックなど全体的な雰囲気も「PUBG」に酷似しており、一部ユーザーからは「ほぼ丸パクリ」といった批判も。また、どちらのタイトルも本家「PUBG」に先駆けてスマホ展開を果たしており、「荒野行動」については「スマホ版PUBG」と呼ぶ動きもありました。




 PUBG.Corp側は155ページに渡る訴状の中で、「荒野行動」「Rules of Survival」に対し、ゲーム内のさまざまな要素が「PUBG」に酷似していると主張。これらのタイトルによって自社の市場シェアが奪われ「回復不能な被害を受けた」とし、NetEaseに両作品の配信と開発の停止を求めています。


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