LINEが、大学生の最新のあるあるやJD用語、SNSの使い分けなどを描いた動画「キャンパラダイス〜イマドキの大学4年間を4分でまとめてみた〜」を公開しました。主人公であるヒナを、バブリーダンスを社会現象にした大阪府立登美丘高等学校ダンス部の元キャプテン・伊原六花さんが演じています。
実際の大学生にヒアリングを実施し、その結果をもとに作ったオリジナルソング「キャンパラダイス」。動画では、青森から都内の大学へ入学するヒナの大学生活がストーリーで描かれ、1年生は友達の輪を広げていく「偵察戦」、2年生は恋愛や趣味を楽しむ「追撃戦」、3年生は就職活動が始まって大学の先輩と繋がろうとする「潜入戦」、そして就職活動真っ只中の4年生は「攻略戦」として、大忙しで進むあっという間の4年間を描いています。
JD用語では「般教(一般教養)」や「二外(第二外国語)」といった授業に関するものから、「ガン萎えチャラメン(テンションが全く上がらないチャラいメンズ)」や「ワクトキイケメン(ワクワクときめくイケメン)」といった女子目線ならではのものも登場。他にも「甲冑(リクルートスーツ)」という4年になると使われ出す用語に、公式サイトで公開された大学生の座談会では「バップ(禁止)」はもう通常語だという意見もみられます。初めて知ったけどもはや常識になってるのか……。
またSNSの活用術では、撤退戦の合コンでは「検索ガード(LINEのプロフィールに自分の名前が特定される情報を入れない)」をしたり、逆にイケメンのいる迎撃戦の合コンでは「個チャ待ち(グループで話した上で、個別にチャットが来るのを待つ戦術)」という戦術が。また彼氏や友人とはLINE電話やビデオ通話の「LINEつなぎっぱなし」で一緒にいるような体験をしたり、彼氏等とのトークルームでのやり取りをスクショした画像を証拠として、友人のLINEにシェアして恋愛相談をする「グループ裁判」といった活用術もあるようです。大学生、まじ卍……!
そしてもう一つの見どころは、高校卒業後初めての挑戦となった伊原六花さんの演技やダンス。ヒナとしていろいろな髪型・服装を披露していて、本人も「ダンスも踊らせてもらったので最初から最後まですごく楽しくできました!」と語る、ノリノリかつリアルな大学生の演技を見ることができます。特に家着での素を見せるようなシーンや、彼氏とのLINEつなぎっぱなしシーンにはドキッとしたり……。
LINEは同動画の公開に合わせて、大学生にキャンパスライフに関するインターネット調査を実施していて、「大学生活を充実させるにはLINEやSNSを駆使することが求められると思いますか?」の問いに対し、9割が「非常に思う」または「思う」と回答。活用術では、動画でも描かれたようにゼミやサークル、飲み会ごとにLINEグループを作ったり、トークルームのスクショを他の友だちにシェアすることが多いといった結果が出ています。
どんな大学生活を送るかは人それぞれですが、今どきの大学生はこんな風にLINEやSNSを使って、こんな用語が生まれているのか、という一面を知ることができる4分動画。YouTubeの説明欄では歌詞も公開されているので、その最新の言葉や活用術が気になった人は読んでみると面白いかもしれません。
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