コーヒーは好きだけど、ブラックは飲めない人の気持ちを代弁した創作マンガが、Twitterで共感を集めています。砂糖とミルクをドバドバ入れて、コーヒーが好きならブラックでしょという同調圧力に反発。ただ苦いのがダメなだけでコーヒーは味わっているという気持ち、わかりすぎる……! 投稿者はマンガ家の磐秋ハルさん(@meganeya_iwak)です。
お店でコーヒーを注文するお兄さん。砂糖とミルクが必要か聞かれると、「ミルク2つ 砂糖5つで」と答えます。砂糖とミルクをたっぷり入れたコーヒーはカフェオレよりもコーヒー成分が高く、濃く香りがある味わいを楽しめるのだとコーヒーへの愛を語ります。
しかし、両サイドのお客さんはブラックコーヒーを注文。「オセロならとられる配置じゃん」とお兄さんは心を乱します。砂糖を入れるのが恥ずかしくなってしまい、周りのお客さんに目を向けます。誰かッ、ブラック派じゃない人間はいないのか……!
少し離れた席に小さい女の子を発見! 子どもなら「甘い飲み物を注文してくれるはず」と期待しますが、その子が頼んだのは「ぶらっくこーひー」。お兄さんの期待は激しく裏切られました。「みんなブラックってちょっと」「ブラックなのは会社だけで充分じゃない…?」となぜかコーヒーから社会派な話題に展開してしまうほど動揺してしまいます。
お兄さんの心が乱れきったそのとき、「砂糖15 ミルク3個で」という声が……! 発したのは謎のおじいさん。指と指のあいだに複数のスティックシュガーを挟み、滝のような勢いで砂糖をコーヒーカップの中へ流しこみます。「若者よ 堂々と好きな量を入れて飲め」と親指を立てるおじいさん。お兄さんはも無言で親指を立て、ほほえみながら、「そうします」と心でつぶやきます。家に帰ってからブラックに挑戦したけれど、苦くてはちみつを入れて楽しんだそうな。
Twitterのコメント欄には「おじいさんしゅき…///」「おじいさんかっけぇw」とおじいさんの態度にほれぼれする人が続出。砂糖とミルクで楽しむコーヒー好きもいたっていいよね。お兄さんの態度や心境にも「これはわかるwwww」「自分も甘党で周りから少し引かれますw」と共感する声が殺到していました。
画像提供:磐秋(@meganeya_iwak)さん
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