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水道料金約4000万!?→検針時の入力ミスと判明 当事者に経緯を聞いた

自宅にプールがあってもここまでの額には……。

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 ボートレーサーの古川舞(@toubann4354)さんが、約4000万円もの水道料金を請求されたとTwitterで明かしました。もちろん個人でそこまでの水量を使うはずもなく、後日水道局側のミスと判明。編集部は古川さんに詳しい経緯を聞きました。


 公開された請求書には、使用水量9万9030立方メートル、請求予定金額3957万2906円と記載。莫大な数字に古川さんは不安となり、詐欺の可能性も疑ったそうです。負傷で休場中だったこともあり、どうやって支払えばいいのかと焦ったといいます。


請求書 水量も請求額もエグい

 そこで水道局へ電話したところ、「調査します。あまりにも高額なので請求はいたしません」との回答。数日後に「メーターの打ち間違い」との連絡があり、丁重に謝罪されたそうです。本当によかった。


 請求書をよく見ると、前回検針時の数値は1611。今回の検針では641と記載されていますが、これが「1641」の間違いだったそうです。本来ならば前回比(1641-1611)で30立方メートル分が請求されるはずが、誤記により「メーターが1611から一周してゼロに戻り641まで進んだ」として計算されていたもよう。そんなゲームのカンストバグみたいな仕組みだったとは。


請求書 「1」が欠けたせいで請求額がえらいことに

 同様の事例は北海道紋別市で相次いでおり、各所報道でも取りあげられました。毎日新聞によると入力ミスは8件確認されており、最高額は3995万9319円。市は検針業務を委託した民間のミスが原因として、指導を徹底するとのことです。

画像提供:古川舞(@toubann4354)さん

(沓澤真二)


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