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「好きなものへの悪評」に揺れない心を題材にした2本の4コマ漫画にTwitterで注目が集まっています。描いたのはマンガ配信サービスGANMA!で『外れたみんなの頭のネジ』を連載中の漫画家、洋介犬さん。
1作目は、アニメを見ながら作品をディスることについて考えている自分にふと気づいて、純粋に作品を楽しんで見られなくなっていることを悲しむという内容。アニメファンからいつの間にか評論家気取りになってしまっている主人公が、「戻れるかな 何も考えず『面白い』って感じてた頃に」と自問する姿が描かれています。
2作目は、自分が面白いと思った映画に対するネットや友達の評判が悪かった……という内容。自分の感性を疑ってしまいますが、面白いと感じた気持ちはうそではなかったと主人公は自分に言い聞かせます。周囲の作品に対する評価が気になりすぎて、自分の素直な気持ちを否定してしまう感情を抑えようとする姿が描かれています。
漫画を読んで考えさせられた人も多いようで、Twitterでは「いつまでも、純粋な気持ちで、新鮮な面白さを感じていたいよね」「『こんな風にけなす奴が出るんだろうなあ』って勝手に敵を作ってしまう事もありますね」「やっぱり、アンチも元はファンの一人なのかと思いました」などさまざまなリプライが寄せられています。
画像提供:洋介犬(@yohsuken)さん
(植木鉢)
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