advertisement
スマートフォンの買取サイト「スママDASH」について、運営元のジラフが即時買取サービスの停止を発表しました。既に通常の買取サービスへ転換しています。
1月に始まった同サービスでは、買取を申し込むだけで、与信審査を通さず即座に代金を受け取ることができました。商品はあとから同社が集荷を手配し回収する仕組みでしたが、渡さずに代金だけ受け取ろうとする「虚偽申込」のケースが多発していたそうです。
最も多いときでは80%が虚偽申込で、同社はリスクを回避するため買取価格を想定以上に下げざるを得ない状況に。スマホ自体が単価の高い商品である以上、多少時間をかけてでも高額で売りたいユーザーが多く、即時買取サービスとフィットしないことも撤退の一因とされています。
現在スママDASHは、本体である「スマホのマーケット」と融合。送られたスマホの写真をもとにすばやく仮査定を行い、売り手が実物を発送してから本査定と代金の振り込みを行うシステムにリニューアルされています。
(沓澤真二)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 質屋アプリ「CASH」がサービス再開 キャッシュ化限度額は1日1000万円までに
ブランド物の買い取りに特化して、アイテムを送りやすくなったそう。 - 「宅配買い取りサービス」のトラブル増加 国民生活センターが注意を呼びかけ
簡易査定と実際が大きく違うことも。 - いらんモノは「KANTE」で売ろう〜 コメ兵、ブランド品を鑑定付きで売買できるフリマアプリを始動
独自システム「KOMEHYOカンテイ」で、コメ兵による真贋鑑定を経て取引されるので安心。 - 国民生活センターが不用品訪問買い取りのトラブルについて注意喚起 相談件数の大部分が60歳以上
高齢の女性ほどトラブルにあいやすい実情がうかがえます。 - アプリ「CASH」が査定機能一時停止 現金化総額は3億6000万円以上
想定ダウンロード数は2万9241回、アイテムがキャッシュ化された回数は7万2796回。