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名画に描かれた事象を「主婦あるある」と解釈するハッシュタグ、「名画で学ぶ主婦業」がTwitterで流行しています。例えばミレーの「落穂拾い」に、「もう2度とベビースター食わせない」とコメントを添えた投稿が人気です。子どもが散らかした部屋を片付けるお母さんの、心の叫びだ……。
上記の例のように名画へコメントを付ける、いわば「名画でひと言」形式の大喜利。特に育児にまつわる投稿が多く、赤ちゃんが描かれた絵画で寝かしつけの苦労を訴える人が目立ちます。子どもが寝ないことには、ほかのこと何もできませんからね……。
子どもが就学すると、今度は学校とのやり取りが悩みの種に。「さんすうセット」の部品1つ1つに名前を書いたり、学校から自宅までの地図を書いたり、作業の煩雑さを示す投稿が注目を集めています。よくシチュエーションに合う絵画を見つけてくるものですね。また、子どもが大事な連絡を忘れたせいで、土壇場で弁当を作るハメになるパターンも。つらい。
「誰がPTAの役員をやるか」といったママ友同士の駆け引きを表現する投稿も少なくありません。あれ、「誰かが立候補してくれないかな……」と、チキンレースみたいになりますもんね。
「ソーメン“で”いい」「子どもたちの面倒を“見ててやった”」などと言われたという、夫への不満をもらす投稿も。みなさんハッシュタグを機会に、ストレスを発散させているようです。筆者も結婚して十数年になるのですが、笑って終わりにせず教訓として胸に刻んでおこうと思いました。
(沓澤真二)
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サントリーHD広報部に取材しました。