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米Googleは、開発者向けの発表会Google I/Oで、音声AI「Google アシスタント」の新機能を発表しました。持ち主の代わりにGoogleアシスタントがレストランやヘアサロンに電話をかけ、予約を行ってくれるというもの。
新機能「Google Duplex」によるもので、Webサービスを介した予約ではなく、電話での予約が可能になるというのがポイント。長い発言や速い発言も適切に理解・応答することができるようになっており、オンライン予約システムを導入していない企業への対応や、ユーザーの負担低減に役立ちそうです。
デモンストレーションで公開されたヘアサロンとの会話では、型にはまった機械的なやりとりはなく、リアルなやりとりで予約を行っています。ヘアサロンが「ちょっと待ってて」と呼びかけてAIがあいづちをうった場面では、会場から笑い声も起きていました。
Google I/Oでは、その他にもGoogleアシスタントを搭載し、スマートホームの制御やYouTubeの動画視聴、カレンダーのチェックなどの機能を備えたスマートディスプレイを7月に発売も発表。Lenovo、LG、JBL、SONYなどのメーカーがこのスマートディスプレイに参入するとしています。
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警備員「走らないで!」(サンジボイス)とか聞いてみたい。