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アルミホイルなどをかんだときに痛みが走る原因は「○○電流」

板チョコを食べるときなどに起こる、あの嫌な現象。

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 スプーンやアルミホイルをかんだとき、ピリッと嫌な痛みが走る―― そんな体験をしたことはありませんか? 口内に銀歯などの金属がある場合に起こる現象とされており、実は名前も存在します。


ガルバニー電流

アルミホイルなどをかんだときに痛みが走る原因は「○○電流」

 あの現象の原因は、「ガルバニー電流」「ガルバニック電流」と呼ばれています。異なる金属同士が唾液を介して接触すると流れる弱い電流で、スプーンなどをかんだときのほか、上下のかみ合わせで異なる金属の詰め物を使用している場合にも起こるとか。

 人体で起こることとはいえ、メカニズム的には電池と同じで、微弱とはいえ、電流は電流。ガルバニー電流によって、脳からの電気信号が混乱したり、歯がこげたり、銀歯などが溶けたりする場合もあるそうです。歯科医院の中には、ガルバニー電流の測定、放電ができる装置を導入しているところもあります。


ガルバニー電流 さいとう歯科(北海道)の調査結果。ガルバニー電流で歯がこげてしまうことは、意外とよくあるもよう


ガルバニー電流 このようにガルバニー電流対策を打ち出している歯科医院も少なくないようです(福涛会Webサイトより)

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