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全知全能の神の名を冠する電動バイク「ZEUS」がアメリカのバイクブランド「CURTISS」から発表され、コンセプト・プロトタイプが披露されました。
米国アラバマ州に拠点を構える「Curtiss Motorcycle Company」がオリジナルマシン第2弾として発表したZEUSは、バッテリーとモーターで駆動する「電動バイク」として開発されたマシン。
バッテリーには14.4kWhのリチウムイオン電池を搭載しており、動力部として2基の強力なモーターを組み合わせた「E-Twin Power Unit」を搭載。これによってリッターバイクに匹敵する170馬力という驚異的なパワーが発揮されます。
電動バイクの特徴には「トルクの太さ」が挙げられますが、このZEUSの最大トルクは約40.09kgf-m(393Nm)という常軌を逸した数値。全知全能の神の名は伊達ではないようです。
ホイールはカーボンファイバー製、フロントライトなどにはLED照明が使われ、近未来的なシャープな印象がありながら、どこか懐かしい感じのデザインは「自然で、純粋で、シンプル&コンパクトに」をテーマとしているそうです。
CURTISS「ZEUS」の発売は2020年を目標にしており、2019年の秋ごろには販売に向けて、より詳細なスペック、価格などの情報が明らかになる予定。
ちなみに同ブランド第1弾として発売されたマシンはVツイン・4ストロークガソリンエンジンを搭載した「Warhawk」。こちらは第二次世界大戦ごろの戦闘機を彷彿とさせるデザインが特徴で、生産数はたったの36台という限定生産車となっています。
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