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「こたつの赤い光には、実は意味がない」って本当?

昔のこたつにはよくあった赤色光。

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 こたつの電源を入れたらヒーターが赤くなり、次第に暖かくなってくる―― 最近では少なくなったといわれていますが、昔はこのように赤い光を放つこたつがよく使われていました。

 でも、実はこの赤い光自体には、暖める効果が無いってご存じでしたか? 今回はこたつの雑学をご紹介します。


昔はこんな風に、中が赤くなるこたつが多かったのですが……

「こたつの赤い光には、意味がない」って本当?

 種類にもよりますが、こたつの熱源には赤外線などが利用されています。赤外線はリモコンなどにも利用される見えない光(不可視光線)で、視覚的に捉えることはできません。つまり、こたつの赤く見える光は、赤外線ではないのです

 では、あの光は全く意味がないのに発せられていたのか……というと、そういうわけではありません。あれはそもそも「赤=暖かい」というイメージを利用して、こたつの暖かさを分かりやすく伝えるために導入されたもので、1960年に発売された赤外線ランプ式こたつが、そのはしりだといわれています。実用性ではなく、心理的な効果を狙った機能だったというわけですね。



主要参考文献


他にもある! こんな雑学

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