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トリッキーなルービックキューブが解ける気しない 部品の形も大きさもバラバラ、少し回すと“キューブ”でなくなる

最終手段「分解して組み立て直す」すら厳しそう。

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 Twitterで「やばい回り方する」と紹介されたルービックキューブが、本気でやばいです。一般的な製品では同サイズの部品で構成されるところですが、三角柱などが交じっていて形も大きさもバラバラ。何回か回しただけで“キューブ”ですらなくなります。


Bagua Cube 普通は90度単位で回すところを、45度で止める

Bagua Cube この状態から回せてしまう

Bagua Cube 「キューブ」ってなんだっけ……

 その正体はキューブパズル専門店「TheCubicle.us」で売られている、「DaYan Bagua Cube」。「Bagua(八卦)」の名が示すように、縦・横だけでなく斜めにも切れ込みが入っています。そのため、ある列を45度動かした状態でほかの列を回すと、三角の部品があちこちへ移動することに。これでは色をそろえる以前に、立方体へ戻すことすら難しい。


Bagua Cube 見ているだけで頭が痛い

 投稿主のkoteitan(@koteitan)さんが挑戦したところ、あまりのトリッキーさに悪戦苦闘。構造上、パーツの切れ込みが一直線にならず、「回転できない列」が出てくるケースがあり、通常のルービックキューブの理屈が通用しなくなってしまうそうです。


 それでも挑戦を続けていると、今度はパーツが仕様上ありえない位置に。構造が複雑すぎて、本来回ってはならない動き方をしてしまったのです。リカバリーを試みるものの、そのほころびがもとでキューブ(?)は自然と分解してしまいました。急に抵抗がなくなり、砂のようにサラサラと全体が崩れていったそうです。


Bagua Cube あっ

Bagua Cube (´・ω...:.;::..


 ばらけた部品を集めてみたところ、全部で150個以上もあって組み立て直すのも難しそう。koteitanさんは「回しではダメな場面がたまに生じるうえに、それでも無理をすれば回せるから壊れやすい」と、製品の問題点を指摘しています。


画像提供:koteitan(@koteitan)さん

(沓澤真二)


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