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環境省は5月22日、絶滅の恐れがある野生生物の種をまとめたリストの最新版「レッドリスト2018」を公開しました。
レッドリスト2017と比べて絶滅危惧種は41種増加(45種追加、4種削除)して3675種に。ドジョウが「現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては絶滅危惧に移行する可能性」がある「準絶滅危惧」に加えられています。水田地帯を中心に生息範囲の減少が指摘され、また国外外来種との競合、同種内国外系統との交雑による攪乱(かくらん)が懸念されていることが理由に挙げられています。
またミカワサンショウウオや、ミガキヤマキサゴなど複数の貝類が「絶滅危惧IA類」(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い)に追加されています。
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