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総務省が、2017年9月末の世帯と企業における情報通信サービスの利用状況等について調査した、通信利用動向調査の結果を取りまとめ公開しました。同調査によると初めて、スマートフォンを保有している世帯の割合が、PCを保有している世帯の割合を上回ったとのこと。
この調査では、平成22年(2010年)からスマートフォンとタブレット型端末の保有状況の調査を始めています。2010年時点ではどちらも保有率が10%未満でしたが、平成29年(2017年)にはスマートフォンが75.1%、タブレット型端末が36.4%とどちらも調査開始時から右肩上がりを続けています。
一方、PCは平成20年(2008年)時点では約91%という高い保有率でしたが、その後ある程度上下しながらも緩やかに減少傾向。2017年には72.5%となり、スマートフォンよりも保有率が低い状況となりました。また、固定電話もほぼPCと同じ保有率を保ち続けており、同じく2017年にスマートフォンに抜かれています。
個人のインターネット利用機器の調査では、スマートフォンが54.2%、PCが48.7%と、やはりスマートフォンがやや多いという結果に。ただし、年齢層別のインターネット利用機器の調査では、60歳以上になるとスマートフォンよりもPCでの利用が多数となっています。
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