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体操競技などで使われる、レオタード。女性用のスポーツウェアというイメージがありますが、もともとは“マッチョなヒゲダンディー”が着用した衣装だったとか。今回は、そんなレオタードの雑学をご紹介します。
レオタードはもともと、“フランスのマッチョなヒゲダンディー”が着るものだった
19世紀フランスの曲芸師ジュール・レオタール(Jules Léotard)は、空中ブランコ芸を世界で初めて披露したことで知られている人物。上半身は引き締まった逆三角形で、顔には口ひげというダンディーな姿をしていたようです。
レオタールは演技を行う際、自身が開発した上下一体型のタイトな衣装を着用。「動きやすく、衣服がブランコに引っ掛からない」という実用的なメリットに加え、「観客にたくましい肉体美を見せたい」というパフォーマンス上の意図もあったとか。やっぱりというか何というか、女性から大人気の曲芸師だったといいます。
マッチョな肉体がよく分かる衣装を着用したジュール・レオタール。これでブランコを使い、空中を飛び回っていたわけですから、スーパーマンのようなかっこよさがあったのかもしれません(画像はWikipediaより)
彼は、30歳前後と若くして亡くなりましたが、彼の名前は衣装の名称として残ることに。「レオタード=新体操やバレエで着るもの」という印象が強いものの、レスリング、ウェイトリフティングといった競技のスポーツウェアにも影響を与えたといわれています。
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