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「カメラの『ボケ』は国際語になっている」って知ってた?

そのまま通じる。

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 あえて背景などをぼやかす写真の「ボケ」。この言葉は、海外のカメラ好きの間でもそのまま「Bokeh」と使われています。

 今回は、実は英語圏でも通じるカメラのボケについてご紹介。


「bokeh」は英語版Wikipediaにも掲載

「カメラの『ボケ』は国際語になっている」って知ってた?

 英語圏に「Bokeh」が広まるきっかけを作ったとされるのは、写真関係の編集者マイク・ジョンストン(Mike Johnston)氏です。同氏のWebマガジンによれば、1997年、Photo Techniques誌にボケに関する記事が掲載。その後、数週間で、検索エンジンで「Bokeh」を調べたときにヒットする件数が爆発的に増加したそうです。

 ジョンストン氏によると、「ボケ」は英語の「out-of-focus blur(焦点が合っていないブラー/ぼやけ)」などと同義。不注意や被写体の動きで焦点が合わない場合とは、明確に区別したうえで紹介しています。


マイク・ジョンストン氏によるWebマガジン「The Online Photographer」。このページでは「Bokeh」がどのようなものなのか解説

 「Boke『h』」と1文字付け足されているのは、発音上の都合。「h」を入れて表記すると、「joke/ジョー『ク』」「smoke/スモー『ク』」のような読み方にならず、より日本語に近い音になるとのこと。ちなみに、ボケの味わいなどを表す「ボケ味」の場合は「Boke-aji」となり、「h」を付けないようです。


「What is Bokeh?」とボケについて解説


こちらも英語圏のノウハウ解説動画


ボケはインドネシアでも通じるもよう


つづりは英語にならった「Bokeh」が使われているようです

主要参考文献


他にもある! こんな雑学

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