図書館の使われていない引き出しに“未来からの手紙” SF映画のような体験つづるツイートにワクワクする人続出
「この1枚の紙切れが私を壮大な冒険に誘うことになるとは、このときはまだ予想もしていなかった」――なんてナレーションが流れそう。
もう使われていない図書館の引き出しを開けてみたら、2085年からの手紙が――SF映画のような体験をしたというツイートが、わくわくする話だと注目を集めています。
ツイートを投稿したのは、米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所で火星ローバーのシステム設計などを担当しているエンジニアの石松拓人(@notactor)さん。米ロサンゼルス近郊のある大学の図書館の、今は使われていない図書カード用引き出しの部屋を訪れた際に、何気なく引き出しの1つを開けたところ、「もしあなたがこれを読んでいるなら、タイムトラベルが存在することが証明された」と書かれた紙切れを発見したとのこと。手紙に書かれていた日付は2085年4月4日、さらに電話番号も添えられていました。石松さんが「なにこの映画の冒頭みたいな展開」とツイートしている通り、これから冒険が始まりそう……!
石松さんはその番号にテキストメッセージを送信。「あなたはタイムトラベラーですか?」と尋ねたところ、「肯定も否定もできない」という返事が返ってきたそうです。これは胸が高鳴る展開ですね。
石松さんにお話をうかがったところ、その後もタイムトラベラーかもしれない人と少しやりとりがあり、「肯定も否定もしないでくれてありがとう。たまたま手紙を発見したときはとても興奮しました」と伝え、どこの図書館か聞かれて答えたそうです。
ツイートにはさまざまな考察や反応が寄せられていますが、石松さんは感心した反応が2つあったと話します。1つは、紙切れを引き出しに入れておいたのは、その日その引き出しを開けることを知っていた本人、つまり未来の石松さんなのではないか、というもの。もう1つは、RADWIMPSの曲「me me she」の歌詞に「暇つぶしがてら2085年まで待ってるよ」という一節があり、2085年4月4日は同バンドのリーダーでギターの桑原彰さんの100歳の誕生日であるというもの。「RADWIMPSがブレイクするきっかけとなった映画『君の名は。』も時空を超えたストーリーだったので、偶然の一致というか縁を感じました」(石松さん)
また、「タイムトラベルは実際にできると思いますか?」という質問に対し、「僕の知識では、わからないとしか答えようがないです」と石松さん。「未来に行くことは例えば人工冬眠などで可能だと考えます。過去に行くことは今は不可能としか考えようがないが、過去を見るだけなら理論的には可能かなと思います」
石松さんは音声メディアVoicyでネットラジオ番組を配信しており、ツイートが話題になったことを受けて「タイムトラベルは可能なの?」というテーマを取りあげています。
画像提供:石松拓人(@notactor)さん
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