ブーケやテーブルフラワーなど、きれいな花は結婚式を飾るのに欠かせないもの。生花ではなく、手作りの粘土フラワーで式を飾ったというSNS投稿が、本物と遜色がないクオリティーで話題となっています。しかも作ったのは新婦の母親ということで、さらに感動を呼んでいます。
「いつ思い出しても胸が熱くなるし、全世界に自慢したい」とSNSに投稿したのは結婚式の新婦本人。その母親が作ったのは、小麦粉粘土から作られるパンフラワーと呼ばれる造花です。結婚式で使われたのは小麦粉粘土と樹脂粘土で作られたパンフラワー。造花ということもあり枯れることがないので、見るたびにいろいろな思いがよみがえってきそうです。
母親はパンフラワー歴15年ほどで、資格も持っており少し教えてもいるとのこと。花びら一枚一枚を組み合わせて作られたパンフラワーは、生き生きとしていて、本物の花の持つみずみずしい繊細さまで感じられます。ブーケになったバラの花は、見頃のものから今にも咲きそうなものもツボミのものもあって、きれいなアレンジメントが施されています。
テーブルを豪華に飾った花も、参加者を出迎えた花瓶の花も、華やかな色彩で作られています。花のクオリティーに加えて、大振りなアレンジメントも素晴らしいです。
参列者の反応を投稿者さんに聞いたところ「驚いてくれました。席札にして1人ひとつずつお持ち帰り用も用意したので、喜んでもいただけました」とのこと。参列者へのプレゼントとして用意したパンフラワーの中には、イチゴの実をつけたアレンジメントもあり、造花ならではの楽しみといえます。
これほどの花の多さだと、準備にかなりの時間がかかったはず。結婚式の装花の準備は約1年、ブーケは2カ月ほどかかったそうです。以前に作った花も使ったものの、半分以上は装花のために新たに作ったものだと投稿者さんは話しています。
「母がずっとパンフラワーを作っていたので、相談してお願いしました。母からの提案でしたが、私も大喜びで、ぜひやってほしいという感じでした」という投稿者さん。時間も手間もかかったパンフラワーには、母から娘への思いが込められているのですね。
この美しいパンフラワーの投稿には「これが全部粘土なんてすごい!」「小麦粘土使ったことあるけど、この量と完成度すごい」というパンフラワーのクオリティーに驚く声と、「お母様の真心で飾られた結婚式素晴らしい!」「暖かい気持ちになりました」など、新郎新婦へ贈られた母親の気持ちを含めて式を称賛する声が上がっています。
画像提供:匿名希望の投稿者
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