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小学生のころに習っていても、意外と分からないことが多い算数の世界。例えば、分数の書き方は覚えている人が多いかもしれませんが、そのときに使うあの横線の名前はご存じですか? 今回は、分数の雑学をご紹介します。
分数に使われる“あの横線”の名前
分数には分母、分子がありますが、そのあいだに引かれる横線には「括線(かっせん)」と名前があります。この線があることで上下に並んだ2つの数字が、1つの分数として“括(くく)られます”。
英語圏では「Vinculum(ラテン語で結合などを意味する)」と呼ばれているのですが、これは「複数の数字をひとまとめにする横線の総称」のように使われているもよう。例えば、平方根を示す「√」の横線部分も、このVinculumの一種とされていることがあります。
ちなみに、英語版ウィキペディアの分数に関する項目ではVinculumではなく、「fraction bar」という表現が使われています。「fraction」は「分数」という意味なので、直訳すると「分数線」。そのまま過ぎる気もしますが、分数で用いる線なわけですから、こちらの方が分かりやすいのかもしれません。
他にもある! こんな雑学
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