advertisement
ハードな運動もつらい食事制限もせず、できるだけ楽に体重を落としたい―― そんな夢をかなえる方法の1つに「赤道直下の地域に行く」というものがあります。なんと全くやせなくても、体重が減ってしまうのだとか。一体、どうしてなんです?
解説
地球上の物体が落下するのは、地球の中心に向かって引っ張る「引力」がはたらいているから。その一方で、地球の自転により、地球から遠ざかろうとする「遠心力」も発生しています。遠心力がもっとも大きくなるのは赤道上で、自転軸がある北極、南極(遠心力が最小)と比べると、重量に約0.5%の差が現れるとか。
これを人間に当てはめると、例えば、50キロの人が北極から赤道上に移動するだけで、体重が250グラム減ることに。重量計の製造などを手掛けるエー・アンド・デイ社によると、この現象は日本国内でも確認でき、「札幌で100キロのものは沖縄では99.86キロで140グラムの差」が生じるそうです。
まあ、どこに行こうと質量自体は変わらないので、「赤道に近いところに行ったら、遠心力のおかげで体重が減ったぞ。やったー!」と喜んだところで、家に帰ったら体重が元に戻ってしまうわけですが……。
おまけマンガ
他にもある! こんな雑学
- 「マンガで雑学」記事一覧
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- どうして「10.5ポイント」? Wordのデフォルトフォントサイズが半端な数値になった理由
Microsoftのミスではありません。 - 「40−32÷2=?」この問題、解けますか?
理系にはすぐ解けて、文系には解けない、とんち問答のような問題がネットで話題に。 - 21年前のワープロ「書院」で2018年にインターネットをしたら、無間地獄に突入した
ネット機能を搭載した21年前のワープロで、2018年のネットの世界を見てみました。 - まったく読めねェ! 「山梨県にしかない漢字」が存在する
正体不明の幽霊漢字とは……。 - これ12歳が解けるの!? 超難関「灘中学」の入試問題「初日の出を2回見るには?」を解いてみた
あなたは最強小学生に勝てるか?