読むとほっこりして笑えて、時に共感したり逆に驚いたり。そんなふとのぞいてみたくなる日常を描く漫画『北海道は今日も平和です』がTwitterにて不定期で公開されています。ゆるい雰囲気と展開がだらだらと浸っていたい心地良さ。
北海道に住む作者で漫画家のテンコさん(@H_Tenko)が、大学生活を送る兄ちゃんとして登場し、その妹や後輩、友達といった周りの人々との間で起こるさまざまな出来事をギャグテイストで描いた、日常系コメディ漫画。実在する登場人物の実話をもとに脚色を加えた内容で、基本的に1〜2ページで完結するショート漫画として描かれています。
エピソードの中では、ある日「セーブできなくなってるの…」と妹からゲームボーイを渡され、ソフト側の電池を交換して直す話など、勉強になったり懐かしさを覚えるもの。またある時は、後輩のあいちゃんに電話したら受話口からパーティーピーポーな笑い声が聞こえ、誰かいるのか聞くと誰もいないという、ちょっとしたホラーなものも……。「ごめん なんか切るわ…」と電話を切るテンコさんと、怖がりで「ワー!! ワー!!」と泣きながら文句を言いに来る後輩ちゃんに、それぞれ共感しつつもクスッと笑わされます。
同漫画は合計ですでに100ページを超えるエピソードが公開中。中には、すかしっ屁についてテンコさんが「『あの時こいて頂いた屁です』みたいな感じで時間差攻撃食らうことあるじゃん?」と語る難易度の高い話から、ミントアイスに「フリスク」を追加する、ミントアイス好きなら共感できるかもしれない(逆ならドン引きされるかもしれない)話など、衝撃を受ける話も。ちなみにTwitterでも両方の反応が寄せられていて、「その発想はなかった」や「試したくなってくる」といった反響も呼んでいました。
登場人物たちのユニークさも相まって、人によって違った感想を抱いたり、激しく「わかる!」とうなずいたりできる独特な内容が魅力の漫画『北海道は今日も平和です』。タイトル通り、何でもない平和でだらだらした日常に癒やされたくなったら、ふらっと気軽に読んでみると穏やかで楽しい時間が過ごせるかもしれません。
これまでの連載を読みたい場合は、Twitterでハッシュタグ「#北海道は今日も平和です」で検索するか、Web漫画サイト「ジャンプルーキー!」でもまとめて読むことができます。
画像提供:テンコ(@H_Tenko)さん
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「失礼します」じゃねーよ。