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消費者庁は7月24日、日本マクドナルドが2017年8月に販売した「東京ローストビーフバーガー」「東京ローストビーフマフィン」の広告に景品表示法に違反する行為があったとして措置命令を行ったと発表しました。
これら商品のテレビCMで、ローストされたブロック肉をスライスする映像を放送していたものの、実際は過半数で成形肉を使っていたとのこと。同庁はこれが優良誤認(実際のものよりも著しく優良であると示すこと)に当たるとしています。
同庁は日本マクドナルドに対し、優良誤認について消費者に周知することや、再発防止策を講じることなどを命じています。
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まるで全作品が見放題となるような表記をしていたいとして、消費者庁が措置命令を行いました。