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エッシャーが描く「だまし絵」のようなマンションの写真がTwitterで注目を集めています。人によって感じる感覚が違うのもまた面白い。
ライターの松永良平(@emuaarubeeque)さんが撮影した写真で、「平面なのか立体なのか、そもそもフロアは平衡なのか傾斜してるのかすらわからない」と投稿すると、「すごい」「目が回る」「一枚の板に見える」と話題に。
そのマンションは水平な屋根をしているにもかかわらず、窓が並ぶ左側は手前から下に向かう斜線になっており、あり得ないような斜めの室内を想像させます。同時に奥行きを感じさせる影もなく、左右の高さも一緒なので、長方形の平面画像を合成したようにも見えてきます。どうなってるんだ……?
撮影場所は新潟県の苗場ということで、Twitterではそのマンションを知るユーザーから声が寄せられていて、どうやら傾斜している地面に対して階段状に建っているようです。今回の写真は下から見上げるような形で撮った結果、その地面が木で隠れ、段々になっている屋根が水平に重なったりしたため、不思議な錯視効果を生み出したようでした。
コメントでは他にも「目がチカチカする…」「CGか平面?」と混乱する声が上がっていて、「見てると気持ち悪くなる」という声も。また「写真の取り方がうまい」という声もあり、松永さんの「苗場のエッシャー・マンションと呼びたい」という意見に同意する声も上がっています。
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