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「お前ら、グルだな」といった形で使われる「グル」。耳慣れた言葉ではありますが、この語源をご存じですか? 「“グル”ープの略ではないか」と思う人もいるようですが、実際には江戸時代から使われている日本語なのだそうです。
解説
グルには「悪いことをする仲間」などの意味があり、一説には「江戸時代には着物の帯が『ぐる』と呼ばれていたことに由来する」とされています。
また、「何重にも巻いている様子を指す『ぐるぐる巻き』の『ぐる』と同じ」と説明されることも。こういったところから、悪事をたくらむ人たちが輪のようにつながっているようなイメージが生まれたのでは、と考えられているようです。
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