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【マンガ】なにこの社会の縮図 ハダカデバネズミの“狭い通路をすれ違うときの鳴き声の使い方”が切ない

人間界でも似たようなことがあるような……。

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 狭い通路を歩いているとき、向こうから人がやってきて「自分が避けようか、相手に避けてもらおうか」とちょっと戸惑った経験はありませんか?

 サバンナの地下にトンネル状の巣を作り、集団生活を営むハダカデバネズミには「トンネル内をすれ違うときに発する鳴き声」があり、それによって通過する方法が決まるのだとか。一体、どういうものなんです?

解説

 ハダカデバネズミが生活する地下トンネルはとても暗く、目もほとんど見えないといわれています。その代わり、音声を使ったコミュニケーション能力が発達しており、17種類あるいはそれ以上の鳴き声を使いながら、とても社会性の強い集団を形成しているのだとか。

 個体同士がぶつかったときには、それぞれが「ソフトチャープ」という鳴き声を出すのですが、これには自分の身分を名乗る意味合いがあると考えられています。トンネル内ですれ違う際には、このソフトチャープでまず互いの地位を確認した後、身分が高い方の個体が相手に乗っかり、その上を通過するそうです。これが社会か……。

おまけマンガ






ハダカデバネズミといえば、この体毛がない衝撃的な外見でおなじみ。ですが、そこがキモカワイイ! と思っている方も少なくないでは?


ちなみに、造形を忠実に再現したカプセルトイが発売される予定(キタンクラブ/8月9日発売予定)





主要参考文献


他にもある! こんな雑学

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