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旅館の妙に居心地がいい“あのスペース” 「なぜかテーブルがある、窓際のちょっと広い場所」の名前、知ってる?

めっちゃまったりできる謎スペース。

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 旅館の和室といえば、窓際に広めのスペースがあり、椅子やテーブルが設置されているもの。自宅とは違う作りで、泊まるとちょっとワクワクしてしまう人も少なくないのでは?

 実は、“あのスペース”にはちゃんと名前があるのだとか。今回は「意外と知られていない名称」4つをご紹介します。

旅館などの窓際にある椅子、テーブルが置かれているスペース



 何となく居心地がよく、つい椅子に座って長居してしまうあの空間の名称は「広縁(ひろえん)」。その名の通り、幅が広い縁側です。

 広縁を設けることで、和室内に広がりのある空間が作り出せるほか、日射から畳やふすまを守るという実用的な効果もあるとか。改めて思い出してみると、広縁には畳が敷かれていなかったような……?



靴ひもの先端にある固いところ



 靴ひもの先端には、穴を通りにくくならないように、カバーが付けられています。この名称は「アグレット(Aglet)」といいます。

 これに対して、靴ひもを通す穴の名前は「アイレット(Eyelet)」。日本語では「鳩目(ハトメ)」と呼ばれています。



非常口マークなどに描かれている棒人間のようなイラスト(俗称)



 注意書きや警告の標識などの、シンプルに描かれた人間は「ピクトさん」。正式な名称ではなく、Webサイト「日本ピクトさん学会」を運営する内海慶一さんが、「ピクトグラム(絵文字、図記号)」から命名し、広まったものだといわれています。

 ピクトグラムには「言葉が分からなくても、直感的に理解できる」というメリットがあり、標識にピクトさんを使っている例は国際的に見られるとか。



身長計などをバックに撮影される、逮捕された容疑者の顔写真(俗称)



 身長計をバックにしたり、番号が書かれたボードを持ったりして撮影される、容疑者の逮捕直後に撮影される顔写真は一般に「マグショット(mugshot)」と呼ばれています。

 ちなみに、「マグ」にはスラングで「顔」などの意味が。また、その他にはマグカップ、ビールなどを飲む大型カップという意味で使われます。



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