結構かっこいい「レトロ調デザイン」続々 ヤマハとパナソニックが電動アシスト自転車の新モデル(1/2 ページ)
9万円台から。街乗りにちょうど良いデザインのモデルも増えてきました。
電動アシスト自転車もかなりスタイル豊富に──。国内電動アシスト自転車市場で多くのシェアのあるヤマハとパナソニックがそろって新モデルを発表しました。
ヤマハ発動機は、24インチの街乗り向けレトロスタイルモデル「PAS CITY-V」を2018年9月13日に発売。パナソニック サイクルテックも、小径タイヤで街乗りでの乗りやすさとデザイン性を高めた「VELOSTAR・MINI」とスポーツタイプの入門機「VELOSTAR」を9月上旬に発売します。
ヤマハ「PAS CITY-V」
ヤマハのPAS CITY-Vは、やや小径の24インチタイヤを採用した街乗り向けモデル。乗りやすいV型のフレームと、効果的に採用した各所のメッキパーツによるレトロ調デザインで「都市部の街並みにもなじむ大人の上質感」を目指したとしています。電動アシスト自転車で多くの需要があるチャイルドシート付きの主婦層向けモデル、あるいはスポーツ走行やハイエンド志向のクロスバイク・ロードバイク形モデルに対し、その中間ターゲットとなる街乗り需要に向けた幅広い層をターゲットにします。
PAS CITY-Vは、PASシリーズのコンパクトモデルで初となる内装5段の変速機と、舗装路での走行に適したタイヤを装着し、通勤や街乗りに適した仕様としたのが特徴です。街で快適な走行をアシストするギアポジションに応じた制御機構「S.P.E.C.5」、トリプルセンサーシステム、時計表示などもできる液晶メーターなどを装備します。
カラーはミラーシルバー、ルビーレッド、ディープグリーンの3色。価格は11万7000円(税別、以下同)です。
パナソニック「VELOSTAR・MINI」「VELOSTAR」
パナソニックのVELOSTARシリーズは、電動クロスバイク「XU1」(関連記事)などをラインアップする同社のスポーツ電動アシスト自転車のエントリーモデルです。小径20インチの「VELOSTAR・MINI」と26インチの「VELOSTAR」の2車種を用意します。
両モデルともに、乗り手を選ばないクラシカルスタイルのフレームやカラーリングを施し、街乗りでの軽快さを演出したデザインを採用しました。特にVELOSTAR・MINIは小径の20インチタイヤによって、街乗りでの扱いやすさとともにレトロ感のあるデザインが強調されています。
また街乗りの利用シーンを想定し、軽量な容量8Ahのバッテリーを採用します。VELOSTARは28キロ、VELOSTAR・MINIは31キロのアシスト走行が可能です。
カラーはVELOSTAR・MINIがマットオリーブ、ミッドナイトブラック、メタリックオレンジの3色。VELOSTARはクリスタルホワイト、ミッドナイトブラック、ワインレッドの3色。価格はいずれも9万5000円からです。
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