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スイカは野菜か、果物か―― 誰もが一度は、こんな議論を耳にしたことがあるはず。例えば、農林水産省は、分類上は「スイカ=野菜」になるとしつつも、利用方法に着目して「果実的野菜」と表現しています。
実はピーナッツにも似たような話があり、「ナッツではない」とされることがあるとか。一体、どういうことなんです?
解説
ナッツとは、かたい殻に覆われた果実や種子を指し、空中に実がなることも特徴のひとつとされます。では、ピーナッツはどうでしょうか。「かたい殻に覆われた果実や種子」という点は該当しそうですが、マメ科の植物で、実のなり方が大きく異なります。
ピーナッツには「落花生」という呼び名がありますが、これはそもそも「“花”が“落”ちた後、子房が地面にもぐり、土の中で豆ができること」に由来。つまり、実がなるのは空中ではなく、地中なのです。
ちなみに、アレルギー対処の分野でもピーナッツとナッツは別物として扱われ、分かりやすく区別するためか、カシューナッツなどが「樹木ナッツ」と呼ばれる場合もあります。食べるときに意識することはあまりありませんが、「ピーナッツはナッツっぽいけど、ちょっと違うらしい」ということは覚えておいた方がいいかもしれません。
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