仲間由紀恵風ロングにしたはずが長州小力に―― 髪型をいくら変えても誰かに似てしまう悲喜劇が笑いと共感呼ぶ
ゆるふわパーマに変えたら、今度はピース又吉風にと、悲しみは連鎖。
美容院で仲間由紀恵風のロングヘアーに仕上げてもらったはずが、化粧を落としたら長州小力風になっていた――そんな実体験を描いた4コマ漫画が広く拡散され、Twitterで笑いと共感を呼びました。しかし悲喜劇はこれで終わらず、作者は次々と「ヘアースタイルと私」シリーズを投稿しています。
作者のも〜(@mori2ta)さんは、実は以前にもショートカットに挑戦する漫画を投稿していました。そのときの結果は楠田枝里子風。切っても伸ばしても誰かに似てしまう……。
作者はアダ名が「小力」に定着しかけた前回の結果をふまえ、再び美容院に行った話を第3弾として投稿。今度はスタイリングが楽なメリットもある、ゆるふわパーマにしてもらいました。
しかし、帰宅したら家族の反応は「ピース又吉」。も〜さんも美容師も又吉も誰も悪くないのに、なんだこの悲しさは。
相次ぐ悲しみの末に何かを悟った作者は、完結編では「誰似とかもういい……私は私……明るいショートで前向きに生きるんだ!」と決めました。うん、自分らしいのが一番。
そして今度はショートヘアーがうまく決まり、も〜さんも「これこれ〜〜〜〜!!」と大喜び。しかし、彼女は「IKKO」と呼ばれることに、あとになって気付くのでした。けっきょく〜〜〜〜!
「パーマをかけたらロッチ中岡になった」「大泉洋を目指したら藤井隆になった」など、一連のツイートには「あるある」の声が多数寄せられました。なかには「いろんな芸能人に似てしまうのもセンスなのでは?」なんて指摘も。
も〜さんは絵の仕事をあきらめかけたことがあるそうですが、漫画が大勢に笑ってもらえたことで元気になり、またがんばれるようになったのだとか。そんな思いを、読者へのお礼ツイートとしてつづっています。とりあげた芸能人に謝罪しつつ、長州小力の似顔絵に乗せて。
(沓澤真二)
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