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娘が連れてきた同性の結婚相手に母がかけた言葉は…… 母の心情描いた漫画に涙が出る

お母さんの優しさに涙が止まりません。

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 母子家庭で育てた娘が、同性の結婚相手を連れてきたときの母親の心情を描いた漫画「挨拶」が感動すると話題です。良い親子関係を築いてきたからこその思いに涙が出てきます。

 「娘さんを私にください」――娘が連れてきた女性に言われ、母親は戸惑ってしまいます。というのも、娘からの連絡は「今から友達つれてっていい?」というものだったので、まさか結婚の話になるとは思ってもいなかったのです。「だったら事前に言いなさいよ。私ったらこんな格好で……」。動揺しているのか、それとも素なのか、母親は娘が同性の結婚相手を連れてきたことよりも、結婚の挨拶に普通の服で応対してしまったことで娘をにらみます。

りおん 百合 涙腺崩壊
同性が相手ということよりも、ちゃんとした服装で会えなかったことに怒る母親

 母親に結婚のことがちゃんと伝わっていなかったため、娘とパートナーはちょっとした口ゲンカになっていました。娘が初めて見せる表情で戸惑ったり慌てたりするのを見て驚く母親。母子家庭だったこともあり、料理を手伝ったり、荷物持ちをしてくれたりと、娘は普段から気丈に母親を支えてくれていました。

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特別な相手にしか見せない顔ってあるんですよね

 以前娘に「娘らしいことしてあげられなくて……ごめんね」と言われたことがありましたが、それはもしかしたら異性と結婚しないから、という意味だったのかもしれません。でも母親にとっては「いつだって私の可愛い娘」なのです。

 「気持ち悪いって思われるかもしれませんし、不安に思われるかもしれません」――パートナーの女性は、籍を入れられないこと、孫の顔を見せられないことを伝えて謝罪します。受け入れられないかもしれないと覚悟しながら、それでも毅然と思いを伝えようとする女性に、母親は「いいえ、そんなことはないわ」と彼女の予想に反した言葉を口にしました。

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反対されても一緒になりたいという、思いの強さに心打たれます

 「この歳で、こんなに可愛い娘がもうひとりできるなんて、頑張って育ててきた甲斐があったわ……」と、結婚に反対するどころか、涙ながらに家族が増える喜びを伝えた母親。女性の気丈な姿は、母親をずっと守ってくれた娘に良く似ていました。彼女のような女性であれば娘のことも守ってくれる、そう思えたのではないでしょうか。

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母親の優しい気持ちが胸にしみます……

 この作品には母子家庭で育った人をはじめ、多くの人から感動したという感想が寄せられています。セクシャルマイノリティの人からの感想も多くありますが、中にはカミングアウトを受け入れてもらえなかった実体験のある人から、セクシャルマイノリティへの見方が変わることを願う感想も届いています。この作品のように、子どもが選んだ相手を喜んで受け入れてくれるような人たちばかりになると良いですね。

 漫画「挨拶」の作者はTwitterとpixivで創作百合漫画やイラストを投稿しているりおん(@reon_no3ya)さん。pixivFANBOX(有料)では「挨拶」に触れた投稿などを読むことができます。

画像提供:りおん(@reon_no3ya)さん



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