近畿大学が公開したマイクロドローンによる映像がTwitterで注目を集めています。エネルギッシュなパフォーマンスを披露する学生と、その合間ギリギリを縫うように飛び回るドローン。「ぶつかる!」と息を飲むようなカメラワークは迫力満点。近畿大学のシンボル「近大マグロ」も思わずビッチビチです。
舞台となったのは、東大阪キャンパスに2017年4月にオープンした「アカデミックシアター」。漫画も読める図書館、おしゃれなカフェ、自習室や講演会場などが一体となった複合施設です。
話題になったのは、そんなアカデミックシアターの魅力を伝えるためのPR映像。2018年7月27日より朝日放送の天気予報で放映されていたものを、近畿大学のTwitterアカウント(@kinkidaigakuPR)が公開したことで全国的に話題になりました。映像には約150人の近畿大学生が出演し、ダンス、演奏、ジャグリングなど個性豊かな演技を披露しています。
なお、監督は「おんせん県おおいた シンフロ篇」など話題の作品を数多く手掛ける山本ヨシヒコさん、撮影はマイクロドローンで迫力あるミュージックビデオなどを手掛ける、シネマレイの増田勝彦さんです。ネット上ではこの動画に対し、「すごい映像!」「ドローンもすごいけど、それ以上に操縦者の技術がハンパないよねこれ……」「時オカ(ゼルダの伝説 時のオカリナ)のナビィじゃん」といった感想が寄せられていました。
見事な映像ですが、そのぶん撮影も大変だったのでは? 近畿大学広報に問い合わせたところ、撮影にかかった時間はおよそ5時間程度。前半・後半の2カットにわけて収録されたそうです。皆さん、どこがつなぎ目か分かりますか?(正解は記事末尾に)
ちなみに、映像の構成は撮影当日に出演者の皆さんと作り上げたといいます。事前の練習なしにあれだけのパフォーマンスができるのは、学生さんたちの普段の努力のたまものでしょう。
以下は、近畿大学広報より寄せられたコメントです。
「話題になったことを非常にうれしく思っています。2017年4月にオープンしたアカデミックシアターの24時間自習室や、学生が本に触れる機会を生み出す新しいコンセプトの図書スペース、日本の大学初出店のCNNcaféなど、この施設の魅力が少しでも伝ればうれしいです」(広報担当者)
図書館「ビブリオシアター」は一般にも開放されています。ただし、2018年度は利用登録社数が定員に達してしまったとのことで、新規利用申請は2019年度から。館内には約7万冊の蔵書があり、うち約2万冊が漫画だそうです。近くにお住まいの方がうらやましすぎる……!
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これはすごい。