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初代プレイステーション(PS)やセガサターンなど、幅広いゲーム機に対応する互換機「Polymega」が予約受付を開始しました。定価279.99ドル(約3万1000円)、予約販売価格249.99ドル(約2万8000円)で、2019年初頭から発売予定。互換機としては前例のない、光学メディアのソフトまで動く夢のようなハードですが、執筆時点では公式サイトに全く接続できず、注文できない状況が続いています。
光学ドライブ搭載の「ベースユニット」と、ROMカートリッジスロットを備えた増設モジュール(別売)で構成されるシステム。ベースユニット単体でも、PSとセガサターンのほか、CDロムロムとメガCD、ネオジオCDのソフトが動きます。
増設モジュールは、NES(海外版ファミコン)用、スーパーファミコン用、メガドライブ用、PCエンジン用の4種類があり、価格は59.99ドル(約6700円)から。それぞれ互換するゲーム機に即したゲームパッドが付属します。また、ROMカートリッジからベースユニットへ、ゲームをインストールする機能も備えています。
メーカーのPlaymajiは、サイトへつながらない問題について、公式Twitterで説明。膨大なアクセスがあったことを受けてサーバを強化しても状況は改善できなかったそうです。同社は一度に何百もの接続をかけているIPアドレスを確認しており、他のユーザーのアクセスを阻止しようとする、悪意あるユーザーが障害の一因とみています。
(沓澤真二)
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