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JAIPA(日本インターネットプロバイダー協会)は、“海賊版サイトに合法的なDoS攻撃を行うことで、サイトの閲覧を難しくさせる”という日本IT団体連盟の海賊版対策案について、「全く賛同するものではありません」とするコメントを発表しました。
この案は政府が8月10日に開催した「インターネット上の海賊版対策に関する勉強会」で提案されたもの。日本IT団体連盟は「アクセス集中方式」と呼称し、ブロッキングと比べて技術的難易度が低く、無関係なサイトへの影響が(ブロッキングと比べ)低いとメリットを主張していました。ネットでは「法治国家の発想ではない」など批判的な声が多く上がっていました(関連記事)。
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対象は「海賊版3サイト」。